目立った成果無く終わった「仮想通貨サミット」。本当に動くのは何時か?(原田武夫の”Future Predicts”. Vol. 32)
昨日(7日(米東部時間))、米国のワシントンD.C.において予告されていたとおり「仮想通貨サミット」が開催された。一部報道では「成果があったこと」が強調されているが、何のことはない、冷静に見ると「目立った成果」は無いまま終わった。事実、こうした展開を踏まえ、仮想通貨・暗号資産マーケットは一斉に下落しており、このサミットが契機となって暴騰・高騰するなどといった事態は一切生じていないのが現実だ。
実をいうと「こうなること」は概ね事前に私自身は見当をつけており、それが証拠に「これで動く」とは一言も対外的に伝えてこなかった経緯がある。いやタイミングからすれば、もっと別の、後のタイミングなのだということすらお伝えしてきた。したがって焦眉の課題は「本当に動くのは何時なのか」ということになって来るわけである。
ここでいう「タイミング」においては、連邦政府レヴェルでの「プロジェクト」が華々しく公開される予定であるとの内報を海の向こうから受けている。しかもその内容は既にこれまで明らかになっているものなどでは決してないとも聞いている。しいていうならば「まずは無駄をそぎ落とし」た上で、それによって生じる隙間に「新たに何かを植え付ける」といったイメージであろうか。いや、より正確に言えば、その様な作業を行ったとしても米国の国内外から何ら反論が出されない様な、その様なタイミングを狙ってこのことは公表される様に見受けているのである。
詳細については来月(4月)19日(土)に東京で開催する弊研究所主催の「2025年春・IISIAセミナー」において述べることとしたいと考えているわけだが、一言だけ現段階において明らかにしておくならば、「それ相応のマグニチュードの出来事」が「誰の目にも明らかな形で生じる」ことが必要なのである。そしてそうした「タイミング」として現在、非公開情報ベースで静かに、関係者の間で”流布”されているのが今年(2025年)7月某日なのだ(「某日」というのはこのことが神事に関連しており、それだけに秘匿が必要であることを意味している。すなわち「国体」そのものに関係するからだ。)。したがって、上述の様なそこからのリカヴァリーのためのプロジェクトが提示されるのだとすれば、当然のことながらまずもって「2025年7月某日」までに仮想通貨・暗号資産のマーケットにおけるトレンドを劇的に転換させる様な出来事が生じるはずもないのである。事実、事態はその様な形で今回の「仮想通貨サミット」を巡っても推移した。
要するに「汝、焦ることなかれ」というわけなのだ。しかし、「その時」をあらかじめ知っているのか、知らないのかによって全く持って読者の皆様の運命が変わることもこれまた事実ではある。繰り返しになるが、この点について決定的な事柄は4月19日(土)に開催する弊研究所主催「2025年春・IISIAセミナー」でトランプ政権のそれまでのachievementとその後の展望をじっくりとお話する際に、詳述したいと考えている。あとは・・・この機会を選択されるのか否かは、読者の各位に全てかかっている。May God bless you.
2025年3月8日 東京の寓居にて
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 ファウンダー/代表取締役CEO/グローバルAIストラテジスト
原田 武夫記す