ブログ – IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 – haradatakeo.com
 

ブログ一覧

再来する1970年代? ~「長期波動」論からみたマーケット情勢の現在と今後~ (IISIA研究員レポート Vol.90)

世界的なインフレの進行と景気後退(リセッション)への懸念が叫ばれている。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、金融政策引き締めやロシア勢のウクライナ侵攻といった前例のない課題の組み合わせに経済が直面する中、投資家は経済の「ハリケーン」に身構えるべきだと警告して話題となっている(参考)... 続きを読む

2022年06月21日

“越境するホテル事業主体”が陥る罠とは ~高級ホテル・ブランドを成功に導くAI戦略~(IISIA研究員レポート Vol.89)

「ホテルインディゴ箱根・強羅」、「キンプトン東京新宿」、「ハイアットリージェンシー横浜」、「ザ・リッツカールトン日光」、「フォーシーズンズホテル東京大手町」… これらはいずれも、2020年以降に我が国で開業した外資系高級ホテルである。一般的には、「東京夏季五輪」を見据えての展開とも見られがちで... 続きを読む

2022年06月14日

岸田流「新しい資本主義」に欠けているものとは~俯瞰的視点と歴史的回顧が示す前途~ (IISIA研究員レポート Vol.88)

先月(5月)末、岸田政権が掲げてきた「新しい資本主義」の具体像を示す「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(案)~人・技術・スタートアップへの投資の実現~」が発表され、その中身が注目されている。この実行計画案について、岸田政権が昨年(2021年)の発足当初に目指していた「新しい資本主義」とは... 続きを読む

2022年06月06日

SDGsの終焉か~「枯渇」へと向かう開発援助資金~ (IISIA研究員レポート Vol.87)

今月(5月)、グテーレス国連事務総長は、国連機関の長を集めた国連行政長官会議の議長を務めた中で、各国勢が海外開発援助(Overseas Development Aid:ODA)を大幅に削減している兆候があり、これは「持続可能な開発目標(SDGs)」に悪影響を及ぼしうるもので、憂慮すべきであると発言し... 続きを読む

2022年05月31日

クリーンな空気がハリケーンの原因か?~米系“科学ジャーナリズム”を読み解く~ (IISIA研究員レポート Vol.86)

先月(4月)12日、経済産業省・資源エネルギー庁は、2022年度の電力需要について、「2017年度以降で最も厳しい」とのシミュレーション結果を発表した(参考)。例によって今夏も猛暑の可能性が“喧伝”されている中で(参考)、電力セクターを巡る騒擾が懸念される。 (図表:2022年度の電力需給の見通し... 続きを読む

2022年05月24日

「OPEC」から「OMEC」へ~国際組織の栄枯盛衰が示すグローバル社会の変転~ (IISIA研究員レポート Vol.85)

ロシア勢によるウクライナ侵攻が長期化する中、自らの政治的目的を達するためにエネルギー資源を武器に行動する力を持つ同国勢は、世界的なエネルギー市場が脆弱性を抱えていることを浮き彫りにしていると言えよう(参考)。 アメリカン大学のジェフ・D・コルガン准教授は、「原油埋蔵量の所有をめぐる『資源戦争』... 続きを読む

2022年05月17日

「国際赤十字」という“聖域”~その光と陰~ (IISIA研究員レポート Vol.84)

「ウクライナ戦争」の混迷が依然として国際情勢を揺さぶっている中で、先月(4月)26日、モスクワを訪問した国連(UN)のアントニオ・グテレス事務総長は、プーチン露大統領と会談し、ウクライナ南東部マリウポリでアゾフスタリ製鉄所に避難している民間人1,000人の退避について、国連と赤十字国際委員会(ICR... 続きを読む

2022年05月10日

満洲国の経験と日露関係 ~我が国はロシア勢といかに向き合うか~ (IISIA研究員レポート Vol.83)

ロシア勢によるウクライナ勢侵攻開始からおよそ2か月が経過し、事態は未だ予断を許さない。今回の戦争がいかに決着するにせよ、ロシア勢の隣国である我が国は常に同国勢との向き合い方を模索する必要がある。そのような思索の糸口として今回取り上げるのは満洲国である。満州国は我が国の関東軍により建国された多民族国家... 続きを読む

2022年04月27日