「読書会」を開始(業務推進ユニット“Pax Japonica からの昇華”Vol.3)
つい先日、5月にもかかわらず英国で気温が29.3度を観測したとニュースで拝見いたしました。トゥルイスト・パークで行われたドジャース戦においても雨の影響でプレーボールが3時間超遅れたり、我が国においても関東各地で大雨洪水警報が発表されたりなど、5月に入って異常気象が多々見られています。
そんな中、ゴールデンウイーク初日、当方は実家がある千葉県に帰省し、久しぶりの休養を楽しんでおりました。
皆様今年のゴールデンウイークは海外など行かれましたか?過ごしやすい気候だったため海やレジャーなどをされた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
さて、弊研究所では2025年度「IISIA読書会」が始まっております。
2005年以降、東京都内の三大学(東京、一橋、国際基督教大学)の志ある学生たちに対し、自主ゼミ「大学寺子屋」を開講してから、プレップスクールなどを経て、現在では弊研究所会長・原田武夫が教えている東京大学学生や学習院女子大学の生徒、またその仲間が多数集い、弊研究所丸の内オフィスで月に1~2回ほど実施をしております。
昨年は社員が主体となって運営しておりましたが、本年からは学生が主体となりチーム決め・参加確認をしています。
本年度は前期で8回の講義ですが、どの講義においても参加している学生たちからの学びたいという気持ち・姿勢や熱心さが伝わってきます。
第1回目から5月8日現在までの講義で取り上げた書籍は以下のとおりです。
【参考文献】
・『神々の沈黙──意識の誕生と文明の興亡』ジュリアン・ジェインズ (著), 柴田 裕之 (翻訳)
・『地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明 (講談社選書メチエ 801)』本村 凌二 (著)
・『地中海世界の歴史2 沈黙する神々の帝国 アッシリアとペルシア (講談社選書メチエ 802)』本村 凌二 (著)
・『平田篤胤の「音義説」 ~その時代的背景と意義~』原田武夫 放送大学大学院文化科学研究科 修士号(人文学)
弊研究所会長・原田武夫はかねてより東大生たちに対して「とにかく本を読む」ように繰り返し伝えております。過去に参加していた学生たちの感想においては「読書課題では、参加するまでは毎度200ページぐらいの本を読む習慣がなかったため、とにかく読むのが大変だった。」「物理学、歴史学など毎回ジャンルが変わるため、短期間で読み、要点をまとめ、発表するというサイクルは大変だった。」しかしながら、「読書課題がなければ自身では読まない本ばかりで、そういう意味では新しい知見をたくさん得ることができた。」ことや「未来を予測するにおいて、歴史に対する正しい認識を持つ重要さを知った。」と視野が広がったと話す学生がとても多くなったと感じました。
このような弊研究所の取り組みを、これからの世の中のため、そして課題先進国だからこその「期待」をグローバル社会からかけられている我が国の更なる「前進=Pax Japonica」のために今後も社会貢献事業を進めていきます。
社会貢献事業としては、次世代を担う若者の「教育」「人財育成」を目的としております。
弊研究所の社会貢献事業は、会員制サーヴィス「原田武夫ゲマインシャフト」の会費から生じる利益の50パーセントを用いて、輝くイノベーションをもたらす人材の育成と助言、そして情報リテラシーの研究開発と普及を行っています。
会員の皆様に支えて頂きながら、グローバルに活動しつつ、社会貢献事業を推進できております。衷心より御礼申し上げます。
今後とも何卒ご指導ご鞭撻のほど賜りますよう、お願い申し上げます。
会員登録はこちらから:https://haradatakeo.com/ec/entry/rank/new
業務推進ユニット 大坪智美 拝