ブログ - IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 - haradatakeo.com - Page 5

ブログ一覧

パンデミックからの『出口戦略』を探る(IISIA研究員レポート Vol.40)

70年前に発売されたアルベール・カミュの小説『ペスト』に、次のようなセリフがある。 「ペストと戦う唯一の方法は誠実さです」 翻って新型コロナウイルス「第4波」を受け3回目の緊急事態宣言下にある我が国であるが、政府は解除に向けた条件の設定や解除後のリバウンドを防ぐ手はずなどの「出口戦略」を... 続きを読む

2021年05月25日

デジタル「複数通貨体制」に一気に動き出す世界? (IISIA研究員レポート Vol.39)

ロシア勢がSWIFT離脱の準備中であることを示唆した(参考)。 欧州(EU)勢がロシア勢を「SWIFT」から追放するよう求めていることを受け、ロシア外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官がその可能性はまだ仮説の段階だとしながらも、イランによる決済システムである「SEP... 続きを読む

2021年05月18日

「民主主義」の終焉はインド勢から始まるか(IISIA研究員レポート Vol.38)

昨年(2020年)来のパンデミックは様々な変化をもたらした。 緊急事態宣言や外出自粛、海外ではよりきびしい「ロック・ダウン(都市封鎖)」が敷かれ、世界的にマスクをつけるのが“当然”になった。 こうした中で新型コロナウイルスは、我々の社会がよって立つ原理そのものにも挑戦を突き付けている。そ... 続きを読む

2021年05月11日

「グリーン市場」“加速”が意味するもの(IISIA研究員レポート Vol.37)

パンデミックによってESG(環境・社会・ガバナンス)のトレンドが加速している。 グリーン・ボンド、グリーン・ローン、スクーク(イスラム債券)、グリーン資産担保証券(ABS)などを含むグローバルなグリーン発行が継続的に増加しているという(参考)。 (図表:environmental finan... 続きを読む

2021年04月27日

パンデミックの切り札としての「日光」?(IISIA研究員レポート Vol.36)

一年前(2020年4月)、トランプ前米大統領が新型コロナウイルスの感染拡大に際して「たくさんの紫外線か、または強い光を体に当ててみたらどうだろう」との発言をしたのを覚えているだろうか(参考)。 米国土安全保障省のビル・ブライアン次官が新型コロナウイルスは湿気や熱にさらされるとはるかに速いペース... 続きを読む

2021年04月20日

蠢く「南アジア」は何を目指しているのか (IISIA研究員レポート Vol.35)

インド勢とバングラデシュ勢が2022年までに「南アジア」の「歴史的成長」を後押しすると世界銀行が発表した(参考)。 昨年(2020年)に起こったコロナ・パンデミックの影響によって「南アジア」は推定成長率が5.4パーセントに縮小したが、今年(2021年)は7.2パーセントの成長が見込まれている。... 続きを読む

2021年04月13日

「感覚」のAI開発は可能か(IISIA研究員レポート Vol.34)

去る(2021年)3月8日は「国際女性デー」であった。 数々の関連イヴェントが行われた中、「ウーマン・イン・データサイエンス・ワールドワイド・イニシアティヴ」と題されたオンライン会議では人工知能(AI)ビジネスにおける女性の人材不足が議題となった。 同オンライン会議ではDefinedCr... 続きを読む

2021年04月06日

未来の「潮目」を予測分析する(IISIA研究員レポート Vol.33)

弊研究所が提供している会員制サーヴィスの一つである「Mr.潮目」は向こう100日間の「株価」やその他の銘柄(ドル円、金、原油など)の動きや転換点を予測分析するものだ。 過去250日間の価格の変動データからその銘柄が持つリズムを数量化・可視化するツールを用いて未来分析している。(弊研究所のアライ... 続きを読む

2021年03月30日

エボラ出血熱”再燃”とワクチン開発の闇(IISIA研究員レポート Vol.32)

ギニア勢においてエボラ出血熱が発生している。 これまでに少なくとも18人が発症、9人が死亡しているという。 エボラ出血熱と言えば去る2013年から2016年の間にリベリアやシエラレオネをはじめとして西アフリカで1万人以上の死者を出した流行は記憶に新しい。 実は今次エボラ出血熱の感染... 続きを読む

2021年03月23日

CBD(カンナビヂオール)が「市民権」を得る日 (IISIA研究員レポート Vol.31)

フランス勢において「大麻」(cannabis)入りワインが登場し、ちょっとした物議を醸している。 ボルドー在住で28歳の起業家ラファエル・ドゥ・パブロ(Raphaël De Pablo)が作った「Burdi W」というワインである。「大麻」由来のリラックス効果のある「CBD(カンナビヂオール)... 続きを読む

2021年03月16日