「民間防衛」とは何か～「総力戦が日常となる世界」へと転落する私達の未来～ 第1章　「民間防衛」から「国家安全保障」へというレトリック～米国勢における「備えの在

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IISIAマンスリー・レポート 2016年10月号

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「民間防衛」とは何か
～「総力戦が日常となる世界」へと転落する私達の未来～

【目次】

第1章　米国の世界戦略とマーケット(その31)
「民間防衛」から「国家安全保障」へというレトリック

～米国勢における「備えの在り方」を巡る歴史を知る～

・「民間防衛(civil defense)」概念の生成　～「銃後の戦線」の成立史～

・「民間防衛」の恒久化　～「戦勝」後にも“銃後の戦い”を続ける米国勢～

・おわりに　～「民間防衛」を巡る米国勢の“流れ”から見えてくるもの～

第2章　日本の「構造」を明らかにする(その21)
我が国における「国民保護」とは何か?

～「有事」に際して我が国で何が行われることになるのかをあらかじめ知る～

・我が国における「国民保護」制度の概要を知る　～何に備えているのか?～

・我が国における自然災害に対処するための制度　～一元化無きシステムの肥大化～

・おわりに　～我が国における「民間防衛」の欠如がもたらす未来とは～

第3章　新・世界秩序を探る(その42)
ドイツ勢が思い描く近未来の「非常事態」

～なぜ今、あらためて「民間防衛(Zivilverteidigung)」を説くのか?～

・ドイツ勢における「民間防衛(Zivile Verteidigung)」の歴史　～冷戦から災害へ～

・ドイツ勢が打ち出した新しい「民間防衛コンセプト」とは何か　～その細部を見る～

・おわりに　～あり得べき「近未来」、そして我が国へのインプリケーション～

第4章　予測分析シナリオ・アップデート