2009年3月第4章 米国でオバマ政権が成立して以来、北朝鮮の弾道ミサイルを巡る状況が喧しくなっている。
商品コード:mr_200903_4_f
地政学リスクとマーケット 「弾道ミサイル発射計画」報道の裏で進む北朝鮮ITビジネスという「潮目」
販売価格:5,400円 (税込) 無料会員様向け商品
お一人様:1個まで
2009年3月第4章
米国でオバマ政権が成立して以来、北朝鮮の弾道ミサイルを巡る状況が喧しくなっている。とりわけ、去る2月16日、北朝鮮の朝鮮中央通信が「長距離ミサイル発射準備説を騒ぐのは、我々に対する冒涜であり、挑発だ」と題する記事を伝え、「わが国で何が打ち上げられるかは、(諸外国が)見守れば分かるだろう」と、弾道ミサイルを近く発射することを事実上認めたことが大きな波紋を呼んだ 。
仮に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した場合、当然これは地政学リスクとして日本マーケットに巨大なインパクトを与えることになる。金融メルトダウンが止まぬ現在、日本マーケットは低落の一途を辿っている。ここに「北朝鮮」という地政学リスクの“炸裂”という事情が加わるならば、もはやその暴落は不可避であるといえよう。