株式会社原田武夫国際戦略情報研究所

2009年1月第4章 昨年(2008年)12月27日より開始されたイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への空爆、そして陸上戦の開始以降、世界中の注目がこの

商品コード:mr_200901_4_f

地政学リスクとマーケット 「アフガニスタン問題」を利用した米・イラン協力という新たな“潮目”

販売価格:5,400円 (税込) 無料会員様向け商品

お一人様:1個まで

2009年1月第4章

昨年(2008年)12月27日より開始されたイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への空爆、そして陸上戦の開始以降、世界中の注目がこの地域に集まっている。とりわけオバマ新政権の成立(1月20日)を控えた米国の去就が一つにはその注目の的となってきたが、その文脈においても、イスラエルがいわば“仇敵”として牽制してきたイランに対して何らかのきっかけに基づいて戦線を拡大し、「中東大戦争」というべき事態が生じるのではないかとの見方すら語られるようになりつつある。こうした展開の中、原油先物価格はそれまでの長期低落傾向から一転し、短期的にではあるが急上昇した。