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弊研究所代表・原田武夫が国連「Global Dialogue on AI Governance」に参加

本年7月6日及び7日、株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役CEO・原田武夫は、スイス・ジュネーブのPalexpo International Exhibition and Convention Centreにて開催された国連「Global Dialogue on Artificial Intelligence Governance(AIガバナンスに関するグローバル対話)」に参加いたしました。

本会合は国連総会決議79/325に基づき国連内に設置された、AIガバナンスを巡る初の本格的な国際対話プラットフォームです。

各国政府のみならず、国際機関、民間企業、市民社会、大学・研究機関、技術コミュニティ等の多様なステークホルダーが一堂に会し、AIガバナンスに関する国際協力、優良事例及び教訓の共有、さらには開かれた、透明かつ包摂的な議論を行う場として創設されました。

本会合は2024年の国連「未来サミット」において採択されたGlobal Digital Compactを背景に設けられたものであり、AIがもたらす恩恵を一部の国や組織にとどめることなく国際社会全体で共有するための制度的枠組みを構築することを目的としています。

会合には国連事務総長、国連総会議長、各国首脳及び閣僚、国際電気通信連合(ITU)、国連教育科学文化機関(UNESCO)、国連デジタル・新興技術局(ODET)をはじめとする国際機関関係者、民間企業、学術界、市民社会の代表者らが参加しました。

会期中は、AIを巡る科学的知見、社会・経済・倫理・文化・言語及び技術面への影響に加え、次の4つのテーマを中心に議論が行われました。

・AIがもたらす機会及び社会的・経済的・倫理的影響
・AI格差の是正、能力開発、アクセス及びデジタル基盤
・安全、安心かつ信頼できるAIと各国制度間の相互運用性
・人権、透明性、説明責任及び人間による監督

さらに、各国政府によるハイレベル会合、政府・企業・大学・市民社会等によるマルチステークホルダー対話、AIガバナンスに関する各種実践事例の共有、並びにサイドイヴェント等が行われ、AI時代における国際秩序及び統治の在り方について幅広い観点から議論が交わされました。

代表・原田武夫は今回、弊研究所の関連団体であり国連経済社会理事会(ECOSOC)において特別協議資格(Special Consultative Status)を有するResearch Institute for Japan’s Globalization(RIJAG)を通じた継続的な国連関与の一環として本会合に参加いたしました。

RIJAG及びIISIAでは現在、AIを単に規制又は管理の対象として捉えるのではなく、人口動態の変化、人財不足、制度疲労、地域格差及び地政学的変容に対応するためAIを活用して統治能力そのものを再設計する“AI-enabled governance”に関する研究及び社会実装を推進しています。

これは政策形成、政策実施、行政事務、世代間の知識継承、地域社会における意思決定及び国際協力の在り方を、AI及びデータ駆動型の手法によって再構築しようとする試みです。

代表・原田武夫はこれまでも2026年4月に開催された次期国連事務総長候補者公聴会において、市民社会を代表してAI-enabled governanceに関するビデオ質問を提出したほか、同年5月には「Third Informal Stakeholder Consultation on the Global Dialogue on Artificial Intelligence Governance」にステークホルダー・スピーカーとして参加し本構想を国際社会へ提起してまいりました。

今回のジュネーブ会合への参加はこれら一連の活動をさらに発展させ、日本発の政策構想及び知的価値を国際的なAIガバナンスの制度形成へ接続していく重要な機会となりました。

また、RIJAGとIISIAが共同で推進する社会貢献事業「クスノキ・プロジェクト」は国連Global Dialogue on AI Governanceの「AI Dialogue Partnerships Hub」において日本のデジタル人財不足に対応するAI教育・能力開発及び世代間学習の実践事例として掲載されています。

同プロジェクトではPython、RAG、Large Language Models(LLMs)及びAI支援型開発等をテーマとした実践型ワークショップを、東京・大阪・広島を中心に実施しています。

大学生・大学院生インターン、社会人、経営者、会員のご家族及びご子女が世代を越えて共に学び、AI時代に必要となる実践的な能力を育成する本取り組みは今回の会合における主要テーマの一つである「Bridging AI Divides: Capacity-building, Access and Digital Foundations」とも深く結び付くものです。

IISIA及びRIJAGは今後も「Pax Japonicaの実現」というVISIONのもと、AI、地政学、公共政策、人財育成及び国際制度設計を横断する研究・社会実装・国際対話を推進してまいります。

そして我が国が有する知見及び実践を国際社会へ積極的に発信し、AI時代における平和的、包摂的かつ持続可能な国際秩序の形成へ貢献してまいります。

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 拝

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