AIを乗りこなすための第一歩。プログラミングで押さえておくべき3つの知識。(クスノキ・プロジェクトへの招待 Vol.5)
皆さん、こんにちは。インターン生の板倉です。「…こんなにもたくさんの方から!!」エントリーフォームを見ていた私は、思わず驚きを隠せませんでした。先日12日から、いよいよクスノキ・プロジェクトの参加募集が始まりました。ありがたいことに、すでに多くの方からご応募をいただいており、感激しています。フォームを開くたびについ、顔がにやけてしまいました。
前回のブログでは、プログラミングとは?Pythonとは何か?について執筆しました。少しでもプログラミングに興味を持っていただけたでしょうか・・・?私自身も、日々プログラミングに取り組みながら勉強を重ねています。
先日、日経新聞にてこんな記事が紹介されました。さよなら文系大国、重み増す理系 北海道大学はPython必修に – 日本経済新聞 “北海道大学でPythonが一年生の必修科目として導入された”という内容です。さらに、現在では、小・中学生、そして前回のブログでもお話ししたように高校生の情報の授業でもプログラミング教育がどんどん広がっています。ですが、「なぜ今、Pythonが重要なのか」そう思われた方も多いと思います。―ここだけのお話をさせてください。弊研究所代表取締役CEO会長・原田武夫がブログや講演会でも取り上げているように、人類は「時間」という概念が加速度的に変化する世界に生きており、今まさにその転換点に立っているのです。人間は対処できなくなってしまう。そんな時、AIを馬のように乗りこなすことが出来る、現生人類Aになるためのインターン学生参画プロジェクト、“クスノキ・プロジェクト”で皆さまのお手伝いをさせていただくのです。
AIという強力な“馬”を乗りこなすための“手綱”――それが、Pythonなのです。Pythonは三大プログラミング言語(C言語・Java・Python)のひとつであると言われていて、読みやすさ・書きやすさが特に優れているのが特徴です。例えるなら、C言語は初見の料理をレシピなしのスタート、Javaはレシピはある状態からのスタート、そしてPythonはすでに完成済みの料理をレンジで温めるだけ…。ここで言うレシピとは”コード”のことであり、PythonはすでにAIの機械学習における要素がオープンソースで公開されているため初心者の方でも非常に扱いやすい言語なのです。
前回の終わりに、今回はPythonで出来ることに触れてみようとのことでしたが・・・皆さんに一つ、大切なことを共有しなければならないことに気が付きました。。。それは、Pythonに触れる前にその第一歩としての“準備知識”についてです。私もプログラミングを始める前に、当日講師を務めてくれる神野君から「三つ」の基本概念を教えていただきました。今日はPythonに触れる前にこの三本柱を皆さんと共有していきたいと思います。
一つ目は「変数」です。変数とは、さまざまなデータを入れておく、名前付きの箱のようなものです。例えば、名前や年齢好きなこと等、あとで使いたい情報を一時的に保尊しておくのに使われます。そして、この箱には分かりやすい名前を付けるのが大切であり、センスも必要だと神野君は話してくれました。

このとき、「a=」「b=」「c=」と覚えていても時間が経つとあれ、「aって何だっけ?」と忘れてしまうことがよくあります。更に、他の人とコードを共有するときにも「毎回「a=」は名前だよ」と説明しなければならなくなります。でも、もしこうなっていたらどうでしょう?
このように、意味のある名前を付けることで、誰が見てもその変数が何を表しているのかすぐに分かります。ちょっとした気配りで、コードはぐっと分かりやすくなるのです。
二つ目は「データの型」についてです。データの型とは、世の中のデータを表すことができるプログラミング世界の道具です。型には種類があり、文字、数値、真偽値、配列、辞書などが存在します。
上記の写真のようなプロフィールなどのデータは、この基本の型の組み合わせだけでほとんど表すことができます。つまり、データ型は変数の箱に入っているデータということです。

最後は、「関数」についてお話します。関数とはある入力(計算など)に対して、決まった手順で処理を行わせ、その処理自体に名前を付けることによって、何度でも呼び出せるようにしたものです。

上記のように足し算の処理を記憶させ名前を付けてしまえば、以下のような問題においてわざわざ足し算の行程を書かずに計算してくれる便利な道具の一つなのです。

これら三つの基本要素、変数・データの型・関数を用いて、次回、ついにPythonで実際にコードを動かそうと思います!皆さんも是非、私たちインターン生と一緒にプログラミング学習、そしてPythonを始めませんか。
プロジェクト当日は、プログラミング講師担当・インターン学生の神野君、そして弊研究所代表取締役CEO会長・原田武夫が「AIの仕組み」について直接講義を行います。奮ってご応募ください。
<クスノキ・プロジェクトのお申込はこちら!>
東京会場:9月6日(土)13:00時開始
大阪会場:9月7日(日)13:00時開始
ゴールド会員限定、参加無料。
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(第一次申し込み締め切り日7/31(木) 午前10時)
※当ブログの記述内容は弊研究所の公式見解ではなく、執筆者の個人的見解です。
業務推進ユニット社会貢献事業 板倉瑠香拝