「クスノキ・プロジェクト」開催報告
この度、弊研究所の会員制サーヴィス「原田武夫ゲマインシャフト」ゴールド会員様限定で東京・大阪にてワークショップを9月6日(土)・9月7日(日)に開催いたしました。
当日御来場頂きましたゴールド会員の皆様、誠にありがとうございました。
本ワークショップでは、弊研究所のゴールド会員様に対して無償の教育活動(プログラミング講座)を行いました。
会員様一人一人が「想いの伝承」方法を知り、その基盤整備を援助する事を目的として全国各地から延べ81名(東京会場47名/大阪会場34名)に御参加頂きました。
第一部では、弊研究所会長・原田武夫より「大規模言語モデル(LLM)及び、検索拡張生成(RAG)」について講義を行い、第二部前半では「知識伝播のためのプログラミング講座 データサイエンス編」、後半では「知識伝播のためのプログラミング講座 自然言語処理とRAG編」をテーマとした弊研究所・インターン生によるプログラミング講座を行い、実際にPythonを使用しながら会員様自身でコードを動かしていただく体験ワークショップを実施いたしました。
本ワークショップ終了後に実施したアンケートでは、「非常に満足」「満足」と回答した方が全体の80%を占め、特に弊研究所会長・原田武夫の「大規模言語モデル(LLM)及び、検索拡張生成(RAG)」についての講義に対しては満足度93%と高い評価が寄せられました。また、「次回も参加したい」との回答も97.5%にのぼり、多くの方々から継続への期待の声が寄せられています。
来年2026年3月にはクスノキ・プロジェクト第二段を開催し。次回のワークショップには、今回のインターン生メンバーに加え、新たに後続のインターン生も参加する予定です。今回御参加が叶わなかったお客様におかれましては、御参加賜れますならば大変有難く存じます。皆様の御参加を心よりお待ち申し上げております。
今後も弊研究所のゴールド会員様を対象に継続して実施し、将来的には、地方公共団体や各省庁とも連携し、AIを活用して後継者問題の解決を図ることで、日本全体に広く貢献できるような社会的取り組みへと発展させていきたいと考えております。
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 拝
●想いを次世代に伝える「クスノキ・プロジェクト」とは?
弊研究所会長・原田武夫がYouTube上にて実施した『IISIA年越しライブ2024-2025「一気に変わる2025年に何を知り、何をすべきか?」』(※注2)にて東野圭吾著書「クスノキの番人」を例に、知識伝播・技能伝承の必要性とその可能性について発言したところ、多くの視聴者より反響を頂きました。同小説では、先代がクスノキの幹の中で祈りを捧げた未来への「想い」を、然るべき時に子孫が再びクスノキに入ることで遺された言葉を受け取るという象徴的な営みを中心に物語が展開します。
本プロジェクトにおいては、同小説から着想を得て、テキストや音声として残された断片的なデータを収集し、体系化してひとつのデータベースとして保存し、生成AIを介してこれにアクセスすることで、過去に蓄積された知識や想いを呼び起こし、未来へと伝えていくことを目指しております。これはまさに、RAG(検索拡張生成)システム(※注3)を通じて「知識伝播」を実現する試みです。
(※注2) :YouTube『IISIA年越しライブ2024-2025「一気に変わる2025年に何を知り、何をすべきか?」』[https://www.youtube.com/watch?v=v_68aS-fiS8]
(※注3):RAG(検索拡張生成)システムとは、専門分野ごとの知識データベースを作成し、ユーザの質問に応じてデータベース内の関連文献を取得し、生成AIに参照させながら回答を生成する仕組みのこと。
●現在、弊研究所の公式ホームページでは、インターン生が執筆したクスノキ・プロジェクトに関するブログを掲載しております。ブログでは、プログラミング初心者の方向けに、「プログラミングとは何か」「プログラミングに関する用語の解説」など、インターン生と一緒に学べる内容なども多数ご紹介しております。
是非、ご覧ください。
・クスノキ・プロジェクトの開始(クスノキ・プロジェクトへの招待 Vol.1)
https://haradatakeo.com/?p=440433
・AIと事業承継。 (クスノキ・プロジェクトへの招待 Vol.2)
https://haradatakeo.com/?p=443508
・技能伝承・知識伝播(クスノキ・プロジェクトへの招待 Vol.3)
https://haradatakeo.com/?p=446857
・まさか私がPythonを書く日が来るなんて。(クスノキ・プロジェクトへの招待 Vol.4)
https://haradatakeo.com/?p=452022
・AIを乗りこなすための第一歩。プログラミングで押さえておくべき3つの知識。(クスノキ・プロジェクトへの招待 Vol.5)
https://haradatakeo.com/?p=453730
・Pythonを料理するための台所。(クスノキ・プロジェクトへの招待 Vol.6)
https://haradatakeo.com/?p=458072
※本プロジェクトは「原田武夫ゲマインシャフト」の会費収益の50%を原資としております。
皆様のご支援に重ねて御礼申し上げます。