IISIAが調査分析の対象としているのはグローバル・マクロ(国際的な資金循環)とそれを取り巻く国内外情勢が織り成す文脈(narrative)です。
その連続が「世界史(world history)」なのであり、これを感じ取る能力が情報リテラシー(information literacy)です。
情報リテラシーは以下の2つの要素から成り立っていると弊研究所は考えています。
(1)誰にでも入手することが出来るインターネット上の公開情報を分析すること
(open source intelligence=OSINT)
(2)そのようにして個別の情報から導かれた意味(intelligence)を
未来に向かう時間軸に照射し、シナリオを創っていくこと(scenario planning)
弊研究所の調査分析レポートはこの意味での情報リテラシーをご自身で学び、投資・経営そして教養のために役立てたいと考えている個人のお客様を主に念頭に置きつつ、刊行しています。
IISIAは定量分析と定性分析の二つを掛け合わせて最終的な「未来イメージ」を描き出している点で定評があります。
数値データだけ、あるいは公開情報から見て取ることが出来るトレンドだけのいずれかでは的確にそのイメージをつかみとることは出来ません。
シナリオ・プランニング(scenario planning)を巡りグローバル水準では必須の「適応性無意識(adaptive unconscious)」や「シンクロニシティ(synchronicity)」といったフレームワークまで総動員して行う弊研究所の分析は我が国国内はもとより、グローバル社会全体からも注目を集めています。
原則として毎年2回(1月及び7月)発行するもので、そこから6か月間、更にはその向こう側におけるマーケットとそれを取り巻く国内情勢の展開可能性について記したものです。
弊研究所による調査分析レポートの基本であり、会員制サービス「原田武夫ゲマインシャフト」の会員の皆様を含め、全てのお客様にまずはお読み頂くことを強くお勧めしています。
予測分析シナリオにおいては「これから動く可能性が高いポイント」に番号がふられています。
これらを「パラメーター」と呼んでおり、毎日刊行している「IISIAデイリー・レポート」(別売)における分析記事には全て関連するパラメーターの番号が明示されています。まずは予測分析シナリオで大きな枠組みをつかみ、その後に「IISIAデイリー・レポート」や「日刊・原田武夫」で日々、ブラッシュ・アップしていくことを通じて、自然とお客様の頭の中に予測分析シナリオが常に最新の形で浮かび上がってくるようにつくられています。
予測分析シナリオにはこれまで起きてきた過去の出来事の中でも、今とこれからを考える際に思い出すべき「歴史法則」を記してあります。これをまずは熟読し、その構造を頭に刷り込むことが出来れば動く現実の中で出会う突然の出来事を前にしても、そこから未来が一体どの方向へと向かっていくことになるのかをイメージできるようになるのです。
こうした頭脳の働きをアブダクション(abduction)と言います。
予測分析シナリオは御客様が自分自身でアブダクションを行い、未来を的確につかみとって
いくようになるための「教科書」です。
博士課程修了ないし博士号取得者である国内外の研究者たちにより、 「パックスジャポニカ(Pax Japonica)」の実現に向け、様々な角度からの研究を行い、その研究成果としての学術レヴェルを満たす論文集です。アカデミズムを超えてグローバル社会全体に対してPAX JAPONICAの意義とその実現促進のための手段を問うものです。
四半期に1度、『IISIA Quarterly』の刊行を続け、先端科学技術の社会実装によるグローバル規模でのトランスフォーマティヴ・イノヴェーションを力強く推進して参ります。
「基本は予測分析シナリオで十分分かった。しかし知りたいのは動く現実の今とこれからだ」
―――そうお考えであるお客様のために平日毎日発行しているのがIISIAデイリー・レポートです。(※スタンダード版)
国際ニュースを3本、そして国内ニュース1本を選定し、直近の予測分析シナリオをベースに分析しています。そうすることであらかじめ「こうなる可能性がある」とご自身が考えたことが本当に現実となったのかどうか、あるいは現実にならなかったのならばなぜそうなったのか等を考えていく材料をご提供します。
このIISIAデイリー・レポートでもう一つ特徴的なのは、それぞれのニュースの分析をする中で「過去に起きた関連した出来事の中で何を思い出せば良いのか」について、端的にポイントをお示しすることです。過去に起きた出来事を想い
出し、そこにある「歴史法則」を知ることによってだけ動く現実と触れる中で未来についてイメージすることが出来るからです。
こうした頭脳の働きはアブダクション(abduction)と言います。IISIAデイリー・レポートは御客様が自身でこのアブダクションをし、未来をイメージ出来るようになるためのものなのです。
末尾には編集人であるIISIA代表・原田武夫自身が記す「編集後記」を掲載しています。
とりわけマーケットの今とこれからについて、そのポイントは何かをそこで端的に示しています。多くの読者の皆様から「これを読めばもう新聞を読む必要がない」との絶賛の声を頂いている人気の教材です。お気軽にお試し出来る
「ライト版(週3回配信。国際ニュース及び国内ニュースの1本ずつ合計2本について分析を提示」の他、毎月お買い忘れることなく、また大変御得な割引料金にてご利用することが可能な定期購読コース
グローバル・マクロ(国際的な資金循環)とそれを取り巻く国内外情勢を分析する時に不可欠なのが、世界の要人たちとのネットワークであり、またその発言を現場で直接聞くことです。そのためにIISIA代表・原田武夫は頻繁に海外に出張し、グローバル社会に流れる文脈(narrative)をリアルタイムでとらえています。その結果をスピーディかつコンパクトに示したのがこの海外出張特別報告です。
国際会議の現場でどの様なやりとりがなされているのか、またその舞台裏でどういった
発言が繰り広げられているのかを、外交官であったキャリアを十二分に生かしながらレポートします。
個人のお客様だけではなく、グローバル・ビジネスに関心を持ち、実際に展開されている企業のお客様にも是非御活用頂きたい教材です。