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IISIAが考える「インターンシップ」(「IISIA採用人事ブログ」Vol. 17)

日本では少子高齢化が加速度的に進んでいる。このまま進むと、2026年度の労働人口は約6,600万人になると予想されており、2021年度と比べると約300万人の減少である。

これは企業が新卒の採用を難しくさせる大きな要因である。もう1つは、新卒者を採用した後は幅広い業務をこなせるよう、ジェネラリストに育てる日本型の雇用システムが時代に合わなくなってきたことも考えられる。他にもさまざまな要因から、2026年度の新卒採用は困難が予想される。

参考:新卒採用に向けて重要なインターンシップの変化について

三省合意改正で何が変わった?2025年卒からの「インターンシップ」とは

 

インターンシップと呼ばれていた活動には「5日以上の就業体験」という定めしかなく、特にその運用方法や呼称について厳格な取り決めはなかった。

その結果、実態としては単なる「会社説明会」であるケースなども多くみられる。

主な課題として挙げられているのは以下の通り。

1.現状、「インターンシップ」という名の下に、様々な目的・形態・期間等のプログラムが実施され、学生の間で混乱や焦りを招く一因となっている。

2.特に学生は、採用に直接つながると期待して、実務を全く体験しない「インターンシップ」と称する短期プログラムに参加しているのが実情。学業が疎かにされているとの批判もある。

3.国際的なインターンシップと大きく乖離しているため、外国人留学生など海外の学生の理解や参加が得られにくいのが現状。

4.この背景として、1990年代後半に政府が主導する形で、専ら「教育目的」として導入されたことが挙げられる。インターンシップ本来の機能である「学生のキャリア形成支援」が十分に発揮されているとはいえない状況である。

 

IISIAの考えるインターンシップは未来への投資である。その為、インターン生には一般業務ではなく付加価値創造を担当してもらっている。もちろん付加価値の意義を理解してもらう為事前に充分な説明を行い、実際のプロジェクトをハンズオンで任せている。具体的にはAIカンパニーであるIISIAの様々なAIプロジェクトに参画してもらっている。

一例として、下記取り組みが挙げられる。

4月19日(土)開催の春セミナーで正式にリリース予定の「クスノキ・プロジェクト」

自然言語処理(Natural Language Processing、NLP)及び大規模言語モデル(Large Language Models、LLM)を用いて、知識伝播と技能継承という社会課題に取り組む無償のプログラミング講座「クスノキ・AI講座」

(詳細は下記をご参照ください)

「想いの伝承」を可能にするその方法とは何か。 (“情報リテラシー”教育の発展とその向こう側(Vol.22)) – IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 – haradatakeo.com

 

IISIAでは「学びと実践」を通じたインターンシップを展開し、新たなイノヴェーションを創造する学生の皆さん、

プロフェッショナル人財であるIISIA所員、そしてAIとの共生、を通じてあらたな価値提供を実現していく所存です。

 

2025年4月4日

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 代表取締役COO

長野 修拝

 

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弊研究所は企業成長という観点から「どういった段階に立っているのか」そして「求めている人財はどういった方々なのか」について

「IISIA採用人事ブログ」Vol. 1 にて掲載いたしております、是非ご覧ください。

我が研究所が今、求めている人財とは。(「IISIA採用人事ブログ」Vol. 1) – IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 – haradatakeo.com

 

【過去のブログはこちら】

『会社はあなたを育ててくれない』(「IISIA採用人事ブログ」Vol. 16)

新しいメンバーを募集しています!(「IISIA採用人事ブログ」Vol. 15)

2024年の活動を振り返って(「IISIA採用人事ブログ」Vol. 14) – IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 – haradatakeo.com

 

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