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夏季広島大学インターンシップの開催(「IISIA採用人事ブログ」Vol. 2)

8月18日付の日経新聞の「就活の沼、売り手市場でも青田買いと本命探しで疲弊」というの記事を読まれた方はいるだろうか。
(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC221AW0S4A720C2000000/)

記事では、23年からルールが変わり、採用活動を早める企業が増加し、学生たちは早期内定を複数獲得するも、待遇を比較する猶予期間が1年ほどあるため、学生は悩み、結果的に就活が長期化の様相をきたしている状況を指摘している。大学生の1年は社会に出る前の貴重な時間であり、得たカードの中で思考するのではなく、選択肢を広げつつも、まずは自分の軸を定めそこから悩み、後悔の少ない選択をしてほしい、そんな思いで今回代表・原田武夫が今年の5月より広島大学で教育学部客員教員してとしてスポーツ経営学の授業を行ってきた学生に向け、夏季インターンシップを執り行なった。

 そもそもインターンシップとは就活においてどのような位置づけであるのだろうか。日本では1997年にインターンシップとは「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」 と定義され、そこから広く認知されることとなった。
とくに近年においては
・新卒採用における早期化が進んでいること
・早期離職を抑えるため
以上2点の理由により、インターンシップを導入する企業が増加している。実際、22年卒の学生に関しては、内定者のうち平均29.1%がその会社のインターンシップ参加者であり、インターンシップは学生にとって企業や業界への理解を促進する場として活用されているのと同時に、企業にとっては新卒採用の有効な方法となっていることがうかがえる。(https://jinjibu.jp/keyword/detl/37/

 昨今の状況を踏まえ所内での議論の結果3つの柱を定め、インターンシップを執り行うことにした。
1.国公立大学で優秀ながら、おそらく実社会との接点が少ないであろう学生たちに、「働くとは何か」、「社会人になるとはどういうことか」といったところからまず考えてもらう機会をつくること
2.スタートアップの最前線を見せること
3.入社前提ではなく、全部署の業務内容を事細かく見せることにより、各職種のイメージをつかみ、自身の働くイメージを膨らませてもらうこと
これらを踏まえたスケジュールを組み、先週約1週間のインターンシップを執り行った。
 
 次回の採用人事ブログでは続編として、実際に参加いただいた学生たちからの感想も踏まえ、紹介させていただきたい。

新卒・評価育成部 拝

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