【お知らせ】国連大学×弊研究所による共同ウェビナーを開催
6月25日(火)、国連大学(UNU)×弊研究所による共同ウェビナーを開催致します。
(お申し込みはこちら⇒https://bit.ly/4efD7Tt)
近年、生成AIの急速な進歩が注目されています。特にそのデータ分析能力と様々な領域における応用に関して議論が進む中、『生成AIが及ぼす外交への潜在的な影響』については十分に検討されていないのが現状です。
AIを活用した外交や国際交渉が前進するにつれ、従来の外交プロセスは大きな変貌を遂げつつあります。例えば、収集したデータに基づいて意思決定を行うデータドリブン(data-driven decision-making)の促進や、外交交渉の改善、従来の外交の枠組みの再構築のように、“AI主導の外交”が近い将来に差し迫っていると考えられます。
生成AIのさらなる発展は外交の新時代を切り開くこととなるのでしょうか。包括的・効果的かつ、より高い透明性を保ったまま外交関係や国際関係を促進することは可能となるでしょうか。
生成AIの時代における外交の未来と、グローバル・ガバナンス・国際関係はどのように発展するか、弊研究所代表・原田武夫を含む3名のパネリストと共に、より一層理解を深めて参りたい所存です。
こちらのウェビナー(オンラインセミナー)は事前にお申し込みされますと、どなたでもご参加可能です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
(お申し込みはこちら⇒https://bit.ly/4efD7Tt)
<ウェビナー詳細>
開催日時:6月25日(火) 17:00-18:00(日本時間)
パネリストは弊研究所代表・原田武夫を含む以下3名。
■Muneera Bano氏:『グローバルな外交実務における生成AIの役割』
‐オーストラリア連邦科学産業研究機構、デジタル部門Data61の上級研究科学者。シドニー工科大学でソフトウェア工学の博士号を取得。2019年には、STEMダイバーシティ・イニシアチブにおけるリーダーシップが認められ、「Most Influential Asian-Australian Under 40(最も影響力のある40歳未満のアジア系オーストラリア人)」の称号を授与された。本講演では、OpenAIが1年以上前にChatGPTを立ち上げて以来、様々な分野に革命をもたらしたものの外交におけるその可能性は未解明である点に注目し、調査から得られた重要な洞察を主要課題とともに紹介、将来の研究と革新への扉を開く。
■Corneliu Bjola氏:『CHATGPT: 我々の知る外交の終わりとは何か』
‐オックスフォード大学外交学准教授、オックスフォード・デジタル外交研究グループ代表。南カリフォルニア大学パブリック・ディプロマシー・センターのファカルティ・フェロー、ウィーン外交アカデミーの専門講師(professional lecturer)も務める。本講演では、国際交渉にAI主導のソリューションが組み込まれるにつれ、従来の外交プロセスが大きな変貌を遂げつつある点を取り上げ、これらのプロセスがどのように高速化・効率化されるのか、またAI主導の外交が台頭する可能性があるのかを検証する。
■弊研究所代表・原田武夫氏:『外交の第二戦線としての日本の国会における政府答弁書作成:生成AIの応用』
‐東京大学を3年で中退し20歳で外交官となる。外務省にて12年間の実務経験後、株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)を設立。2021年京都産業大学大学院修了(京都文化学専攻(歴史地理学))及び放送大学大学院修了(文化科学専攻(人文学))。2023年立教大学大学院人工知能科学研究科修了(人工知能科学専攻(人工知能科学))。著書は25冊以上、学術界やIISIAのCEOとしてグローバルに活躍する。本講演では、人口減少が加速する日本において、政府・外務省に外交業務の最大限の効率化が求められている点を取り上げる。元外交官として対北朝鮮外交を担当した経験を持つ原田武夫氏が、生成AIの国会答弁作成への応用を試みたその研究成果と、グローバルに通用するより良い労働環境の実現への示唆を報告する。
■Ally S. Nyamawe氏
‐本イベント・モデレーター。学術界で15年以上の経験を持つコンピュータ・サイエンティスト。北京工業大学でコンピュータ科学技術の博士号を取得し、主にソフトウェア工学におけるAIの応用を研究。以前はタンザニアのドドマ大学でコンピュータサイエンスの上級講師を務めた。現在は国連大学マカオ研究所で研究員としてアフリカにおけるAI×SDGsに焦点を当てる。
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
(お申し込みはこちら⇒https://bit.ly/4efD7Tt)
(国連大学websiteの掲載記事はこちら⇒https://bit.ly/3yOpZVg)
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 コーポレート・プランニング・グループ 拝