「ガクチカ」「オヤカク」?ご存じですか??(「IISIA採用人事ブログ」Vol. 10)
11月にようやく少し冬らしい気候になりましたね。
弊研究所のすぐ目の前でも、丸の内のイルミネーションの点灯もはじまり、急激に年末感が差し迫ってきたように感じます。
先週11月5日には年末の風物詩である2024年「新語・流行語大賞」30の候補も発表されましたが、ご覧になられましたでしょうか?
どんなものかと見てみましたが、納得感のある単語から、見てもピンとこない言葉まで様々ノミネートがされていました。
毎年毎年追えないくらいたくさんの流行語がでてきますが、就職活動においても、流行りの「就活用語」があるのはご存じでしょうか?
「マイナビ 2025年卒 学生就職モニター調査 7月の活動状況」によると、流行った就職用語の1位から3位はこのような用語となったようです。
1位:「ガクチカ」:学生時代に力を入れたこと
2位:「NNT」:無い内定の略。内(々)定が無いことを「内々定」にかけている
3位:「お祈り」:選考で落ちること
4位以下と詳細はこちら
ちなみにタイトルにある「オヤカク」とは、企業が内定を出した学生の親に対して自社のことを紹介したり、内定同意の確認を取るなどすることです。
就活生の親が、わが子を思うが故、企業に問い合わせをする行為を指すというよりは、企業側からのコミュニケーションのことを指します。
「親」への「確」認から、略して「オヤカク」です。
具体的には内定社の親向けにオフィス見学ツアーを入社前に実施をしたり、選考過程で「オヤカク」を実施したりと、
「オヤカク」の方法はさまざまです。
(参考:https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20240131-OYT1T50071/)
そんなことまで、、とも思ってしまいましたが、そこまでせざるを得ない企業側の状況としては、昨今の学生優位の売り手市場が背景にあります。
2025年卒の採用充足率(内定者数/募集人数)は70.0%(前年比5.8pt減)で3年連続の減少となり、
採用スケジュールが変更された2017年卒以降、同時期の調査と比較して過去最低の結果となったそうです。
内定者満足度に関しても「質・量とも満足」の割合が22.5%で、過去最低となった前年(2024年卒)の割合と同水準となるなど、直近数年の採用難度の高さが見てとれます。
(参考:2025年卒企業新卒内定状況調査 | マイナビキャリアリサーチLab)
また苦労をして内定を出しても、学生優位の状況下では、1人の学生が複数社から内定をもらうことはそんなに難しいことではなく、
2024年卒の平均内定取得社数は2.4社であり、37.6%の学生が3社以上の内定を受けている状況です。限られた学生を多くの企業で奪い合う構造が、高い水準の内定辞退率に繋がっているといえます。
(参考:内定辞退の理由と現状から内定者フォローの重要性を考える | 『日本の人事部』)
せっかくだした内定をより確実に入社まで結び付けたい、そのためには学生の主な相談先であろう親の理解や了承を得、
少しでも、辞退の可能性を下げたい、そんな意図で実施しているのであろうと思われます。
実際に「オヤカク」を受けたという保護者は52.4%に上り、6年前の調査の17.7%から大幅に増えたというデータもあるそうです。
(参考:広がる「オヤカク」就職活動に保護者も関わる時代に? | NHK | WEB特集 | 就活)
弊研究所ではここ最近は新卒採用をしておりませんでしたが、26年卒より新卒をとっていく方向性で計画を立てております。
そのために、採用ターゲットの設定や、ペルソナ設計等を考案している段階です。
どんな志向性を持っていて、どんな適性があって、どんな経験がある方と働きたいか等を様々考えているわけですが、
新卒・中途にかかわらず、
何よりも弊研究所のヴィジョンとミッションに心から共感いただける方と一緒に働きたいと考えております。
理想論かもしれませんが、そこに共感をしていただけているのであれば、ご両親に相談はするかもしれないにしても、
(※相談を否定するわけではありません。)
第三者の意見で、自身の選択肢を変えるということは少ないのかと思います。
ただ知名度がない弊研究所で、はなからヴィジョン・ミッションを理解してくれというのはもちろんおこがましいので、
選考の過程で当ブログをよんでいただき、会社や業務内容をはじめ、
その向こう側の目指すべき姿のイメージを少しでも深めていただくツールにしていただければという思いで、毎回執筆しております。
いつかむしろこのブログがきっかけで、弊研究所で働きたい!と思ってくれる方がでてくれば本当に嬉しい限りです。
私自身はブログを書いた経験もなく、人事経験も少なく、毎回ネタをひねり出すのも大変な部分もありますが、
このブログが将来一緒に働く仲間集めにつながっていると信じ、今後も書いていきたいと思っております。
拙い文章ですが、引き続きよろしくお願いいたします。
※当ブログの記述内容は弊研究所の公式見解ではなく、執筆者の個人的見解です。
新卒・評価育成部 拝
最後までお読み頂きありがとうございます。
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