引き続き強烈な地磁気が観測される展開(続報)
2015年5月12日夜(世界標準時 UTC)の段階で引き続き強烈な地磁気が観測されている。スウェーデン宇宙物理学研究所が24時間体制で観測している結果として一般向けに公表している。
なお昨日(12日(日本時間))早朝にこのコラムにて同様に地磁気の異変を伝えた直後、ネパールにおいて再び大地震が発生し、甚大な被害が生じた。ただし、前回のネパール大地震(4月25日(現地時間))に際してのスウェーデン宇宙物理学研究所の地磁気観測の結果は下記のとおりであり、その約1週間前からの激しい変動と比べて当日(同25日)は非常に静謐な推移であったことが分かる。
すなわち端的に言うならば「今回の地磁気の大変動はネパール大地震だけに連動したものではない可能性がある」ということである。引き続き予断を許さない我が国・箱根の状況に鑑み、引き続き読者各位におかれては細心の注意で臨まれるよう促すこととしたい。
2015年5月13日 東京・仙石山にて