2019年12月11日~13日にブラジル・リオデジャネイロで開催されたグローバル・シンクタンク・サミット2019に弊研究所代表・原田武夫がパネリストとして登壇致しました
弊研究所代表・原田武夫が、ブラジル・リオデジャネイロで開催中のグローバル・シンクタンク・サミット(ゲテューリオ・バーガス財団(FGV)と米国ペンシルヴァニア大学が共催)に、パネリストとして参加致しました。先月(11月)タイ・バンコクで開催されたアジア・シンクタンク・サミットに続く登壇となりました。
グローバル・シンクタンク・サミット2019は、世界中のシンクタンク代表や研究者が一堂に集まる、世界最大規模の交流の場です。今年のテーマは「グローバルな混乱と移行期を管理する:シンクタンクの役割」。北米、欧州、南米、アジア太平洋地域を中心に200名超のシンクタンクの代表が集結し、議論を交わしました。
登壇したパネルは、今世界中で最も注目が集まっている「気候変動」をテーマに繰り広げられました。
席上で弊研究所代表・原田武夫は「ポスト・国家の時代における気候変動に、なぜ新たなアプローチが必要なのか」と題し、間もなく我が国をはじめとする先進国を巻き込んだデフォルトのドミノ倒しが起きる可能性があるにも関わらず、気候変動による自然災害は待ったなしの危機的状況であると指摘しました。
更に、「ポスト・国家の時代には、国連がそうした自然災害に効果的かつ強力に対処できるようにするべきだ。即ち国家に財源を依存するのではなく、国連が独自の財源を確保する“国連Ver.2.0”が必要なのである。既成概念から抜け出し、持続可能な環境の実現に向けた包括的なアプローチをとる必要がある」と弊研究所代表・原田武夫が提唱したことは、世界各国から集まった有力なシンクタンクCEOや専門家から深い関心をもって受け止められ、パネリストや聴衆から強い支持の声が続々と上がりました。
弊研究所は今後とも機会をとらえてこうした国際機関の場に積極的に参画し、弊研究所の予測分析シナリオのラインに基づくリーダーシップを発揮しグローバル社会全体としてより良い未来を築くための具体的な行動をとりつづけて参る所存です。