産廃ビジネスの光と陰
第3章「産廃ビジネスの光と陰」
「産廃ビジネスの光と陰」は我が国経済における“静脈”に相当する産業廃棄物ビジネスについて論究するものです。「モノを造り、売る」という意味での“動脈”が存在するのであれば、「モノを捨て、処理する」という“静脈”がなければバランスがとれないことは言うまでもありません。他方で我が国においてこのセクターは存在こそ巨大であるものの、一般の部外者にとってはヴェールに覆われたものであり続けてきたことも事実です。その実相に迫り、同時にこのセクターに潜む可能性を考えていきます。