そして全てが上海に収斂する日
中国マーケットの未来(その3) そして全てが上海に収斂する日 ~東アジアで「大英帝国」は何を画策しているのか?~
「そして全てが上海に収斂する日」も東アジア勢における未来図を描き出すものです。去る2008年秋よりIISIAでは繰り返し次のような分析を提示してきました。「東アジア勢において金融センターとして生き残るのは香港勢でもシンガポール勢でもない。上海勢である」その後、事態は一体どうなったのでしょうか。単に華僑・華人ネットワークの中における動きというだけではなく、金融メルトダウンがいよいよ最終局面を迎え、やがてはそれを乗り越えた先の世界を先取りするという意味でも、今だからこそ押さえておくべき事実の数々を描き出します。