研究員コラム:【パスワード使い回し課金免れ 動画配信サーヴィスの苦悩】 – IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 – haradatakeo.com
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研究員コラム:【パスワード使い回し課金免れ 動画配信サーヴィスの苦悩】

20200303_FB_羽富_サブスクPWのお話

●出典:Netflix CS
図表1:(https://twitter.com/Netflixhelps/header_photo)

【パスワード使い回し課金免れ 動画配信サーヴィスの苦悩】
お陰様で大好評を頂いております、
弊研究所グローバル・インテリジェンス・ユニット所属の
グローバル調査コンサルタントによるリレー連載のコラム。

今回は羽富宏文のコラムを掲載させて頂きます。

動画コンテンツ配信サーヴィス・Netflixの目下最大の悩みは、
パスワードを家族や知人間で共有しアカウントを使い回して購読課金を
免れているケース。積算するとユーザー数で1,500万人、
額にして1億4,000万ドルに及ぶ大損害ですが、
利用者の中心は若者で将来の顧客の中心でもあります。
サーヴィス各社は、このジレンマにどう取り組むべきなのか。

下記よりどうぞご笑覧下さい。
そして・・・拡散を!

また、各調査コンサルタントが来る4月の講演会第2部B
(*どなたでも参加できます!)にて講演を行ないます。詳しくは以下をクリック!
https://bit.ly/36vAOaU

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パスワード使い回し課金免れ 動画配信サーヴィスの苦悩

動画配信サーヴィスのNetflixはある問題に頭を悩ませている。
それが「アカウントパスワードの共有」だ。このパスワードの共有により
Netflixは毎月1億3500万ドル以上を失っているのだという。
さらに調査によれば、Netflixの顧客の10パーセント未満がパスワードを
共有しており、実に約1500万人の「共有ユーザー」が存在しているということになるという。
ユーザーの内訳は「ミレニアル世代」が35パーセントを占めている。
つまり1980年代以降に生まれた若者が中心となってパスワード共有が
行われているということになる。

これら全てを念頭に置いて、サーヴィス提供者が対応すべき方法は、
パスワード共有の収益化だろう。Netflixが複数のデバイスのコンテンツに
同時にアクセスするために追加料金を求めるように、
購読者がアクセスを共有する方法を検討すべきだろう。
例えば、同一世帯、家族というカテゴリーを設けて、
パスワード共有にも課金するということである。パスワードの共有・収益化には、
コンテンツの保存を促すというメリット、自分だけの契約ではなくなるため購読を
キャンセルしにくくなり、安定した継続課金が可能なのだ。

今月(3月)1日から放送のネット同時配信の試験運用を始めている
我が国の日本放送協会(NHK)への影響はあるのだろうか。
民間放送各局はNHKのネット同時配信に対して「民業圧迫」と批判的だ。
そもそもリアルタイムでのテレビ視聴者は右肩下がりで、
特に若年層の視聴者はスマホに奪われている。要すれば視聴者獲得のための
コンテンツ勝負になってくるわけだが、一方でNetflixの問題は受信料収入、
テレビ放送とサブスクリプション・ビジネスの在り方にも一石を投じる事象かもしれない。
グローバル・インテリジェンス・ユニット
羽富 宏文 記す

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